キャンプで就寝前に、やらないといけないこと
キャンプに行こうと思ったとき、
色々なやり方を調べると思います。
例えば、テントの張り方、火の起こし方など。
意外と忘れがちなのが、
寝る前にしておかないといけない
ことを知っておくこと。
これをやらないと様々な危険が伴う可能性があります。
本人だけ被害があるならまだしも、
連れの人や近くのキャンパーにも被害がおよぶこともあります。
1、焚き火をした後の処理
暖をとったり、調理をしたり、癒されたり。
焚き火をやるためにキャンプをする人もいますが、
寝る前には、必ず消しましょう。
なぜなら、火災の危険や、テント等に穴が開く場合があるからです。
風等で、ごみが飛んできて引火したり、
火の粉が飛んで、引火という可能性があります。
おススメの方法は、火消し壺を使うことです。
確実に消火することができ、手早く片付けをすることが
できるからです。
ただし、炭を入れた後は、壺が高温になるので
触らないようにしましょう。やけどします。
他には、就寝時間を考えて、炭を燃やしきることです。
薪の量を調節しながら、就寝時間までに消すようにしましょう。
1時間~2時間前からは薪を足すのをやめると、
すべて灰にできるようです。
おススメできないことは、水をかけること。
水蒸気でやけどしたり、焚き火台が歪んだり、
灰がどろどろになって片付けが大変になったり、
良いことがありません!
火消し壺や自然消火をするようにしましょう。
2、食材、ごみを車やテント内に入れる
食材を外に放置していると、寝ている間に野生動物(熊、猪、猿等)
が来てしまい、サイトを荒らされたり、
最悪の場合襲われたりする恐れがあります。
必ず車の中に入れるか、クーラーボックスや蓋つきの箱に
入れるようにしましょう。
キャンプ場によっては、ごみを捨てられる場所もあるので、
指定の場所にしっかり分別して捨てるのも良いでしょう。
例えばこういうものです。
百円ショップや雑貨屋でも似たような商品があるので、
探してみても良いでしょう。(アウトドアメーカーより安いと思います)
3、濡らしたくないものはタープや車、テントの中へ
雨が降っていなくても、キャンプ場では結露や夜露により、
びしょびしょになることが多いです。
例えば、電子機器や着火剤、靴などの濡らしたくないものは、
テントの中やタープ、車の中に入れないと、翌朝大変なことになります。
翌朝使わないものは片づけてしまうと撤収が楽になります。
4、洗い物は寝る前までに
洗い物を翌朝まで残しておくと汚れが落ちにくかったり、
2番目に書いたことにも繋がりますが、
虫や野生動物が寄ってきたりする可能性があります。
朝食を終えた人たちで炊事場がいっぱいになるときもあるので、
洗い物は最小限にしておいた方が良いと思います。
個人的には洗い物は面倒なので、除菌シートで拭いて
ごみ袋に入れて家でしっかり洗うようにしています。
雰囲気にこだわらないのであれば、
紙皿や使い捨てのカトラリー類を使うのも選択肢にあります。
(エコではないかもしれませんが…)
まとめ
焚き火→火消し壺
ごみ→外に出さない
濡れて困るもの→しまう
洗い物→食べたらやる、もしくは家で
つまり、やったらすぐに片づけるということ
キャンプ場では、ホテルとは違って個室ではありません。
いわば共同スペースで生活しているようなものです。
キャンプ場での注意事項やマナーを守って
楽しんでください。
本日は以上です。
ありがとうございました。